標準形状

標準形状

シグマネストでは、作図をより簡単にするために一般的によく利用される形状(長方形、リング、フランジなど)があらかじめ登録されています。

穴径や穴位置の寸法を入力変更するだけで形状を簡単に作成することができ、作図の手間を省くことができます。

今回は、標準形状がどのように作成されているかをご紹介させていただきます。

最初に、標準形状ですが、シェープファイル(.SHP)と呼ばれるファイルで図形情報と属性情報を定義して作成することができます。

シェープファイル(.SHP)の中身は、形状に合わせて以下のようにして定義します。

直線:LINE  始点X,始点Y,終点X,終点Y

円弧:RAD 中心X, 中心Y,半径,開始角,終了角

円弧寸法:DIMD 中心X, 中心Y,半径,寸法配置角度,B,寸法の配置位置

直線寸法:DIML 始点X,始点Y,終点X,終点Y,寸法表示する文字列,寸法の配置位置

簡単に説明すると、形状の定義(始点と終点部分)は、点つなぎと考えることができます。ジオメトリのタイプ(たとえば線)を決めて、その始点と終点を選択して作成します。

いくつかの形状を例に紹介させていただきます。

1.正方形の例

正方形のシェープファイル(.SHP)

2.コーナーRのある正方形の例

コーナーRのある正方形のシェープファイル(.SHP)

※通常の正方形と比べて、コーナーR部のRAD(円弧)が追加されます。

シグマネストには、多くの形状があらかじめ用意されていますが、登録にない形状で、お客様のご要望にあった形状を新しく追加登録することもできますし、お客様の方で作成することも可能ですので、是非一度ご相談ください。

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Shinnosuke Iwasaki

東京の下町生まれ下町育ち。お客様への導入教育と導入後の不明点などを解決するサポートを担当しています。サポートでは迅速丁寧な対応を心がけています。趣味は植物の育成観察とアウトドアです。