レーザー切断用ソフトウェア
多くのジョブショップでレーザー加工機を設備されています。レーザー切断機には主に Co2レーザーとファイバーレーザーがありますが、 昨今、ファイバーレーザーの利用がますます拡大しています。従来の加工機に比べ、より速く、より美しい切断品質を保ち、メンテナンス作業量も少なくなっています。 コスト面で、イニシャルコストはCo2と比べファイバーは1.5倍ほどかかりますが、ランニングコストは電気代が70%前後、ガス代は約20%削減できます。

ファイバーレーザーは、加工速度が速く、薄板切断ではCo2の5-6倍程度の速さです。 ピアッシングは、Co2で3-5秒かかっていたものが、ファイバーでは1-2秒に短縮されます。加工速度が圧倒的に早いため、段取り替えやプログラム作成の方法がCo2と異なります。機械稼働率を上げるためにもプログラム作成を大幅に効率化する必要があります。最先端のレーザー切断ソフトウェア、SigmaNESTを利用することで、機械の稼働コストを抑制し、ネスティングの歩留まりを向上することができます。
SigmaNESTのレーザー用自動ネスティング機能
自動ネスティング
短時間で高歩留まりのネスティングを実現します。
従来の自動ネストでは、高歩留まりが期待できないため、手動でのネスティングが常識でした。SigmaNESTでは、最先端のネスティングアルゴリズムを開発することにより、自動ネスティングで後部染まりを実現します。シグマネストを利用することにより、年間の材料費を5%以上削減することが可能です。
また、自動ネスティングを利用することにより工数を大幅に短縮します。プログラム作成工数を短縮することにより、特にファイバーレーザーでのプログラム待ちをなくし、機械稼働率を向上します。
グループネスティング
従来の自動ネスティングでは、片付けを考慮することができませんでした。SigmaNESTのカラーネスティングを利用することで、片付けを考慮した自動ネスティングを実現します。納期・取引先・次工程などのグループを利用し、グループごとの自動ネスティングを実行します。グループ内で高歩留まりの自動ネスティングを行うため、片付けの効率化と高歩留まりの両方を実現します。
端材管理
ネスティングの際に、材料リストに登録されている同じ材質・板厚の中で最も歩留まりのより、新材や端材を自動的に選択する機能があります。従来人が考えていた材料選択を自動で行います。これにより、工数短縮と歩留まり向上を実現します。
ベストシート機能
SigmaNESTのレーザー用上級経路機能
高度な跳ね上がり干渉回避機能
機械表示と自動ジョイント
共通切断 ノズル干渉防止機能