今回はコイル材についての記事になります。
コイル材とは、材料の鋼板一種で、通常の平板の鉄板ではなく長さ方向にロール状に丸められた材料の事を指します(巨大なトイレットペーパのイメージ)。
コイル材でネスティングを行った場合、使用した長さ分だけ考慮してカットが出来るので、小さい端材出来にくく無駄を減らす事が出来ます。
SigmaNESTでは平板だけではなく、コイル材を使ったネスティング作業を行う事が出来ます。
それではSigmaNESTでの操作を見ていきましょう。
最初に材料登録を行いますが、この時に登録する材料をコイルとして登録します。
ネスティングするタスクにコイル材を呼び出します。
コイル材を選択すると、切断機のテーブルサイズに合わせて、自動的にコイル長さが調整されます。
コイル材に対してネスティングを行うと、自動で材料の右端で材料がカットされます。
その後は通常通り操作して、プログラム更新を行うとコイル材がカットされた長さに更新されます。
同様にして、コイル材を使い切るまでネスティングを行う事が出来ます。
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