コイル材料

コイル材料

今回はコイル材についての記事になります。

コイル材とは、材料の鋼板一種で、通常の平板の鉄板ではなく長さ方向にロール状に丸められた材料の事を指します(巨大なトイレットペーパのイメージ)。

コイル材でネスティングを行った場合、使用した長さ分だけ考慮してカットが出来るので、小さい端材出来にくく無駄を減らす事が出来ます。

SigmaNESTでは平板だけではなく、コイル材を使ったネスティング作業を行う事が出来ます。

それではSigmaNESTでの操作を見ていきましょう。

最初に材料登録を行いますが、この時に登録する材料をコイルとして登録します。

ネスティングするタスクにコイル材を呼び出します。

コイル材を選択すると、切断機のテーブルサイズに合わせて、自動的にコイル長さが調整されます。

コイル材に対してネスティングを行うと、自動で材料の右端で材料がカットされます。

その後は通常通り操作して、プログラム更新を行うとコイル材がカットされた長さに更新されます。

同様にして、コイル材を使い切るまでネスティングを行う事が出来ます。

シグマネスト

お問合わせ・無料相談

SigmaNESTに関するお問合わせはこちら

Takaaki Takeuchi

幼少期より数学に興味を持ち、大学生の時に学んでいた高度に抽象化された純粋数学の理論が、第3次AIブームの到来により現実世界に花開いた。 理論だけの存在であった数学に、時代がようやく追い付いた今、大学での学びが遺憾なく発揮出来る環境は既に整っているが、学生時代は真面目に勉強していなかったため、いまだにその秘められた能力を開花させる事が出来ず現在に至る。 主な業務は、SigmaNESTのカスタマイズ/ポスト開発や導入教育、サポートなど。 座右の銘「猫の下僕」「猫の召使い」「猫の手を借りたい」