帳票出力について考える

帳票出力について考える

お客様に「CADCAMを利用するうえで重要なことは何でしょうか?」とお伺いすると
 歩留まりの向上
 材料在庫の管理
 注文の進捗管理
など様々な内容が挙がると思いますが、意外と声が多いのが帳票出力に関する内容ではないでしょうか?
SigmaNESTの帳票出力機能では、様々なレイアウトに様々情報を高い自由度で出力することができます。

これまでに本ブログでも何度か取り扱ってまいりましたが、今回は過去の内容をまとめつつ
SigmaNESTの帳票出力機能についてご紹介したいと思います。

様々なレイアウトに対応

SigmaNESTで管理されている様々な情報を多種多様なレイアウトで出力することができます。
加工後の部品のピアックアップをわかりやすくするためにネスト図の中の部品に対して同じ注文ごとにマーカーを引いたりされている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?
SigmaNESTであれば部品を任意のグループ(注文番号や得意先)ごとに自動で色分けすることができ、その色のままリポートを印刷することもできます。

以前、以下のリンクのブログで出力レイアウトのサンプルを紹介させていただきました。
是非併せてご覧ください。

帳票のファイル出力

昨今、加工現場でタブレットを利用し帳票を確認されている方々も増えているのではないでしょうか?
また、SigmaNESTでは、リポート出力機能を利用することでPDFファイルだけでなく、CSVファイルなど様々なファイル形式で出力すうことができます。

以下のブログではこのような帳票機能を利用したファイル出力について紹介させていただいております。

現品票の出力

実際にお客様がSigmaNESTの帳票機能を利用されている状況は多種多様で、

CADCAMで作成した加工プログラムの内容を、加工現場のご担当の方に伝えるための加工指示書という内容にとどまらず

・現品票として製品に添付するため

・加工後に発生した端材のラベルとして利用するため

など様々な場面で利用することができます。

 

今回のブログでは、最後にSigmaNESTの帳票機能を利用した現品票の出力について紹介させていただきます。

現品票の出力は、CADCAMではなく生産管理システムなどの上位システムで出力しているという方は、多いのではないでしょうか?

2次工程を含めた情報をこのような上位システムで管理しているためそうしているという理由は多いかもしれませんが、

上位システムでは、1枚1枚のネスティングでどのような部品が加工されるのかといったきめ細やかな情報が管理されていないため、加工プログラムごとの現品票に対応できていないため、加工現場のご担当の方々の負担になっているといった相談を受けることがございます。

SigmaNESTでは、様々な上位システムと様々な形式でのシステム連携の実績がございます。

システム連携を行うことで従来のCADCAMでは管理できていなかった、注文に関する情報や2次工程に関する情報を連携できるようになります。

そうすることで、SigmaNESTの帳票機能でも2次工程の情報を出力することができます。

上位システムでは管理しづらい1枚1枚のネスティングレイアウトごとの部品情報を利用して現品票を印刷することができます。

シグマネスト

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Takehito Iizuka

新潟県生まれです。シグマテックでは6年目で技術チームとしてお客様への導入支援、カスタマイズの開発やサポートなどを担当しています。音楽と釣りが好きです。車の運転が苦手です。