[導入事例]榎本ビーエー株式会社 様

[導入事例]榎本ビーエー株式会社 様

榎本ビーエー株式会社 様は、航空宇宙関連製品(機体構造部品・特殊工程部品・精密機械加工部品)製造、 そして自社ブランドの工作機械周辺機器の製造販売を行っていて、 近年では、新規事業として、地球環境の保全に貢献できる技術と製品の開発を進めています。創業以来、70年の歴史と伝統の中で培われた技術力を背景に、お客様からの信頼を得て事業を展開している企業になります。

工作機械周辺機器事業においては、当社の主力製品のひとつである搬送機器(チップコンベヤー)が国内トップシェアの30%を確保、海外においてもコンベヤーといえばENOMOTOというほど、業界では存在感のあるブランド地位を確立しています。製造現場では、効率的で無駄のないモノづくりにひたすら取り組み、高品質・短納期・低コストで製品をお客様に提供する努力を続けておられます。マニュアルやITに頼った教育では成し得ない、人の手をかけた技術教育を、景気の波に左右されることなく雇用を続けることで、絶え間なく積み重ねてきました。今後、ますます多様化するお客様のニーズを掴み、高い技術力のエノモトだからこそ成し得る製品づくりを心掛けておられます。

SigmaNESTを利用しているおもな商品

工作機械周辺機器事業においてはおもな商品がチップコンベヤーとテレスカバーになります。これらを製造する際に必要な板金部品は、コマツNTCのレーザー切断機3台を利用して製作しています。3台のレーザー切断機を動かすシステムとして、弊社のSigmaNESTやマシンコンソール、SigmaSORT  BEAMなどを利用しており、作業の効率化を実現しています。

チップコンベヤー

テレスコカバー

運用の流れ

チップコンベヤーとテレスコカバーのスケジュールや工程管理は自社開発のAS400ベースのシステムを利用しています。AS400からは1日分のスケジュールデータがテキストファイル形式で毎日出力されます。出力されたテキストファイルには、オーダに関する情報や、それぞれのオーダに必要な部品名、個数などの詳細な情報が含まれています。日々の生産計画に関しては、部品の製造に掛かる時間などを細かく管理しています。その生産計画を管理しているファイルをベースに、シグマテック社でカスタマイズアプリを作成してSigmaNESTの部品登録を自動で行っています。SigmaNESTには作業指示機能を利用して加工する全ての部品が一括で取り込まれます。

SigmaNEST導入前は、事務所にてCAD/CAMオペレーターが手動で部品の仕分けをおこなったり、ネスティングとプログラム作成をしていましたが、効率が悪く、また非常に多くの工数が掛かっていました。そのため例えば前日に翌日のプログラムを事前に作成していた時などは、当日になってからの急なスケジュール変更に対しては全く対応が出来ない状態が続いていました。更にはリピート部品も多いので、固定のネスト結果と固定のNCプログラムを多く利用しており、歩留まりが悪くても目をつぶりながら、そのまま加工していました。固定のプログラムの場合、材料を使い切れていない場合も多くあり、端材も利用しきれていない状態が慢性化していました。

JIT 現場ネスティング マシンコンソール

コンベヤーやカバーの製造にはトヨタ生産方式のジャストインタイムを利用しており、在庫を持たないような生産方法を採用しています。ネスティングやプログラム作成も同様で、必要なタイミングで必要な分だけを切断する必要がありました。そこでシグマテック社に連絡し、現場での自動ネスティングや自動プログラムの仕組みを構築出来ないかと相談しました。結果として、オートメーション化に成功し、現場では機械オペレータが、次に加工機に載せる材料を選ぶ際には、材質/板厚/寸法が一致するもののみが簡単に選択出来て、そのあとはワンクリックで計画順に自動ネスティングと自動NCプログラミングが実行されるようになりました。リアルタイムで処理出来るため、急にスケジュールが変わっても、割り込みで特急品が入って来ても、簡単に対応する事が出来るようになりました。

現場で簡単自動プログラム作成

進捗管理もマシンコンソールで

プログラム転送して加工

切断後の仕分け SigmaSORT Beam

一般的な話にはなりますが、プログラム作成したら紙の指示書を印刷し、それを見ながら部品をピックアップしていきます。指示書には部品番号などはありますが、小さい部品や似たような形状の部品が多く仕分け時には、かなりの確率で仕分けミスが起きていました。この無駄な工数と無駄なミスをなんとか解決出来ないかとシグマテック社に相談した事がきっかけで、SigmaSORT Beamの共同開発が実現しました。SigmaSORT Beamはプロジェクションマッピングを利用した技術を用いて、プロジェクターによって部品をハイライトさせる事が出来ます。ハイライトされた部品を順番にピックアップする事で仕分けミスがなくなりました。現在は作業指示書も印刷していないため紙の削減も出来て、更にはミスもなく以前よりも工数を掛けずに部品の仕分けが出来ています。

SigmaSORT以前の紙指示書

光った部品をピックアップ

USBフットスイッチで切り替え

SigmaSORT のプロジェクションマッピングを利用する事によりかなり仕分け効率が上がり、ミスもなくなりました。

シグマネスト

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