進捗管理と在庫管理

進捗管理と在庫管理

SigmaNESTでは注文部品の進捗管理や材料の在庫管理などを行う事が出来ます。

 

注文部品については、各部品に対して、注文された員数、切り終わった員数、切断待ちの員数、まだネストが終わっていない員数がリスト形式で確認する事が出来るので、現在どのような状況なのかを一目で確認する事が出来ます。

材料の在庫については、現在使える在庫材料の情報を一覧で確認する事が出来、使用可能な材料のサイズや材料の個数、どのような端材が在庫として存在しているのかなどの情報を確認する事が出来ます。

それでは実際の作業フローを確認していきましょう。

全体としては、注文「Y6004」の部品一式を、材料「MS-2x1250x2500-H43558」にネストする流れになっています。

 

フローの最初の段階では、注文「Y6004」の進捗状況は「未開始」で、材料「MS-2x1250x2500-H43558」の在庫数は「30」枚になっています。

これがフローの最後には、注文「Y6004」の進捗状況は「完了」になり、材料「MS-2x1250x2500-H43558」の在庫数は「29」枚になります。

 

[作業フロー]

注文「Y6004」の部品を呼び出します。

→材料「MS-2x1250x2500-H43558」を呼び出します。

→ネスティングを行い、ポスト処理(NCデータ生成)を行います。

→注文「Y6004」の進捗が「未開始」から「処理中」に変更されます。

→材料「MS-2x1250x2500-H43558」の使用可能数が「30」から「29」に変更されます。

→ネストしたプログラムを更新します。

→注文「Y6004」の進捗が「処理中」から「完了」に変更されます。

→材料「MS-2x1250x2500-H43558」の指示数が「30」から「29」に変更されます。

最後に作業フローの一連の操作のイメージを動画にしました:

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Takaaki Takeuchi

幼少期より数学に興味を持ち、大学生の時に学んでいた高度に抽象化された純粋数学の理論が、第3次AIブームの到来により現実世界に花開いた。 理論だけの存在であった数学に、時代がようやく追い付いた今、大学での学びが遺憾なく発揮出来る環境は既に整っているが、学生時代は真面目に勉強していなかったため、いまだにその秘められた能力を開花させる事が出来ず現在に至る。 主な業務は、SigmaNESTのカスタマイズ/ポスト開発や導入教育、サポートなど。 座右の銘「猫の下僕」「猫の召使い」「猫の手を借りたい」