鋼材価格高騰

鋼材価格高騰

とまらない原料高の中で、どう利益を確保する?

鋼材価格高騰

このところのニュースでは物価上昇の話題をトップニュースで良く目にします。

新型コロナや戦争の影響を受けて何から何まで値段が高騰しておりますが、鋼材価格も同様に急激に価格が上昇し高値を更新しています。

出展:WEB 産業新聞

単価から鋼板1枚(5X10)あたりの価格を計算してみました。

原材料である鉄鉱石の高騰のみならず、ガス、電気などのエネルギー価格の上昇や、その他副資材の高騰も背景にあり、一体どこまで行くのかというのが現状の状況です。

材料費削減への取組

この原材料高に対処する、もっとも効果的な方法として材料費の削減があげられます。

歩留まり率の向上と、残材(端材)利用率の向上により、材料費を低減することが利益確保につながります。

歩留り率の向上による材料費削減の効果は、高騰している鋼板価格 130円/Kgとした場合。

例えば 1,000トン/月 の鋼材使用の場合。(使用トン数は現況にあわせて置き換えてみてください。)

歩留まり率 5%向上場合 材料 50トン/月削減 X 130円/Kg  =  650万円/月の材料費削減

歩留まり率 3%向上場合 材料 30トン/月削減 X 130円/Kg  =  390万円/月の材料費削減

 ステンレス鋼板 高騰時 680円/Kgとした場合。

歩留まり率 5%向上場合 材料 50トン/月削減 X 680円/Kg  =  3400万円/月の材料費削減

歩留まり率 3%向上場合 材料 30トン/月削減 X 680円/Kg  =  2040万円/月の材料費削減

となります。

SigmaNESTでは、業界最高水準の自動ネスティングエンジンにより、平均で5%の歩留まり向上を実現する機能をご用意しています。

詳細なご説明ページ:自動ネスティングエンジン HD-SuperNEST

さらに、残材(端材)の利用率を向上させる為にSigmaNESTでは、残材をデータベース管理する機能があります。

残材を正確に管理し、SigmaNESTで再利用することにより利用率の向上が見込まれます。

詳細なご説明ページ:在庫や端材の有効利用

今回のブログでは、急激な原材料高騰、高止まりの打開策として、材料費の低減についてSigamaNESTの最も得意とする機能をご紹介させて頂きました。

シグマテックジャパンでは、その他 DXを活用した製造コストを削減するシステム開発に、現在注力しております。今後のブログで紹介させて頂きます。

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Shinnosuke Iwasaki

東京の下町生まれ下町育ち。お客様への導入教育と導入後の不明点などを解決するサポートを担当しています。サポートでは迅速丁寧な対応を心がけています。趣味は植物の育成観察とアウトドアです。