部品パラメータの「自動テキスト追加」機能を利用することで、印字装置などで文字の印字やマーキング加工を行う場合に、CAD操作不要でテキスト要素を追加することができます。
テキストの追加 #
[部品パラメータ]で[回転(Grain)]タブを開きます。
表示される画面の右上の<自動テキスト追加>ボタンを押すことでテキスト要素を追加することができます。
以下は、部品名を選択し、部品名のテキスト要素が追加された様子です。
板厚のテキスト要素を追加する際に、「t」という文字が先頭につくようにしています。<自動テキスト追加>ボタンで追加される下図のリストをクリックすることで文字入力を行うことができます。「<>」(山かっこ)内は変数として扱われるため何か文字を追加したい場合は、その外に文字を入力してください。
任意の文字を追加したい場合は、下図の「テキスト」を選択後に文字入力してください。
上図のポップアップメニュー以外に以下の変数を直接入力して利用することができます。※下図は、SigmaNESTでは、変数名として表示されますが、ポストしたプログラムにはそれぞれの変数に対応した値となります。
テキストの加工内容の設定 #
「テキストプロパティ」という設定で、上記の内容で追加したテキスト要素をどのように加工するか選択できます。
切断なし:表示だけされて加工はしない要素として扱われます。(各種リポートにも表示される要素となります。)
マーキング:マーキング加工を行います。
※その他、印字加工に対応したポストをご利用の場合は、印字加工用のプロセス名が表示されます。印字加工を行いたい場合は、そのプロセス名を選択してください。
テキスト位置とテキスト高さ #
テキスト高さは、「テキストサイズ」で設定します。
マーキングや、印字用の加工プロセス名の設定を選択している場合、追加されるテキスト要素は、内周外周切断要素に干渉されないように位置と文字高さが表示されます。
そのため、部品形状によっては、設定値よりも小さな文字高さでテキストが追加される場合があります。
※印字加工の場合は、この機能で追加されるテキストの文字高さと印字サイズがポストで設定されています。加工機ごとの設定となっているため、設定内容について知りたい場合は、サポートセンターにお問い合わせいただけますようお願いいたします。
テキストの位置については、下図の「テキスト位置」設定で選択してください。
その位置からの間隔を「エッジ間隔」で設定できます。
※厳密にテキスト要素の位置を設定したい場合は、この機能ではなく「ジオメトリ編集」を利用してCAD操作でテキスト要素を追加していただけますようお願いいたします。