近年、切断機メーカーを中心に仕分け装置の開発が進み、導入するユーザーも増えてきています。以前のブログ(こちら)では、仕分け装置をご覧くださいのメリットやメーカーについて紹介しました。
今回は、弊社CAD/CAM「SigmaNEST」を利用した仕分け装置の運用実績をご紹介いたします。 SigmaNESTは、現在3種類の仕分け装置の運用に活用されています。
仕分け装置を利用するには、仕分け装置本体に加えて仕分け装置用のCAMソフトが必要です。切断NCプログラムの作成後に、仕分け装置用のCAMソフト(例:SigmaSORT)で仕分けプログラムを作成して、仕分け装置でそれを読み込みます。
下図の「シグマネストを使った仕分け装置の運用実績」を見ていただくと、運用の理解の参考になると思います。
シグマネストを使った仕分け装置の運用実績
仕分け装置用CAMソフト
仕分け装置用のCAMソフトには、仕分け装置メーカーが開発した自社装置専用に使用できるものと、メーカーを問わずに利用することを目的としたものがあります。
SigmaSORT /シグマソート ・・・ 複数メーカーへの対応可
シグマテックジャパン(株)で開発した仕分けプログラム作成ソフトです。3D画面で部品の積み上がりを立体的に捉え、緻密かつ安全性を視認しながらの仕分けが可能です。
そのUIの分かりやすさと仕分けの柔軟性は他のソフトでは類を見ません。
また、利用できる仕分け装置に特に制限は設けておらず、多種多様な仕分け装置、メーカーへの対応が予定されています。(詳細はこちら)
SortCAM ・・・ 三菱電機Astes4専用
三菱電機社が開発した仕分け装置用CAMソフトです。同じく三菱電機社の仕分け装置Astes4のための仕分けプログラムを作成できます。
SigmaNESTとの連携し、切断機と連動した運用が可能です。
CAMEx ・・・ アマダTK専用
アマダ社が同社の仕分け装置TKシリーズ専用に開発したCAMソフトです。
SigmaNESTとの連携し、切断機と連動した運用が可能です。
仕分け装置
各社の仕分け装置については、こちらをご覧ください。