ワークスペースに部品を追加したら、材質と板厚に基づいてタスクを作成し、部品をネスティングします。

各タスクには独自のパラメータがあり、部品をネスティングする方法を設定します。

部品がワークスペースに追加されたら、タスクパラメータを使用してタスクを作成します。

タスクについて #

タスクとは、部品を、[機械]、[材質]、[板厚]ごとにネスティングする為のグループです。

部品のネスティングとNCの適用を行う前に、タスクを作成する必要があります。

タスクを作成する #

[ワークスペース]タブの[新規]をクリックします。

[タスクの設定]画面が開きます。

ワークスペース内のすべての部品をタスクに追加するには、右二重矢印（ ）をクリックします。

特定のパーツのみを追加するには、CtrlキーとShiftキーを使用して複数のパーツを選択し、右矢印（ ）をクリックします。

タスクからすべての部品を削除するには、左二重矢印（ ）をクリックします。

タスクから部品を削除するには、部品を選択してから、左矢印（ ）をクリックします。

[タスク設定]ダイアログボックスの下部にある[タスクパラメータ]をクリックします。

[タスクパラメータ]画面が開きます。

必要に応じてタスクパラメータを変更します。たとえば、[機械]から使用する機械を選択し、[ネストタイプ] を選択します。

ヒント：[デフォルトとしてセット]をクリックすると、これらの設定が保存され、同じ材質、板厚、機械を次のタスクで使用できます。

[OK]をクリック してタスクを作成します。

各パラメーターと設定の詳細については、下記リンクのタスクパラメーターをご覧ください。

https://sigmanest.jp/wp-admin/post.php?action=edit&post=2475

タスク設定 #

タスク設定は、[部品リスト]タブと[材料リスト]タブの2つのタブに分かれています。

各タブ内に、[ワークスペースリスト]と[タスクリスト]の2つの異なるリストが表示されます。

ワークスペースリストには、現在ワークスペースに存在する部品または材料が含まれています。

ワークスペースの部品または材料をタスクに追加するには、それらをそれぞれのタスクリストに追加します。

ワークスペースリストに部品または材料を追加します #

タスクを作成する前に、部品や材料をワークスペースリストに追加します。

• タスクに部品または材料を追加する

部品を追加するには、[部品リスト]タブを選択します。

材料を追加するには、[材料リスト]タブを選択します。

ワークスペースリスト（左）から1つまたは複数の部品または材料を選択し、右矢印をクリックしてそれらをタスクリストに追加します。

ヒント：右二重矢印をクリックして、すべてのパーツまたはシートをワークスペースリストからタスクリストに移動することもできます。

ヒント：タスクリストから部品を削除する場合は、部品を選択してから、左矢印をクリックします。左二重矢印をクリックすると、タスクからすべての部品を削除できます。

• 部品リストから部品を追加する

部品リストに保存した部品を追加するには、タスク設定の下部にある[部品リスト]ボタンをクリックします。

追加する部品を選択し、[ロード]をクリックして[OK]をクリックします。

部品表（BOM）から部品を追加するには、[BOMリスト]ボタンをクリックします。

追加する部品を選択し、[完了]をクリックします。

作業指示書から部品を追加するには、[作業指示書]ボタンをクリックします。

追加する部品を選択し、[OK ]をクリックします。

• 材料を追加する方法

以前に保存した材料を追加するには、タスク設定の下部にある[材料リスト]ボタンをクリックします。

追加する材料を選択し、[OK ]をクリックします。

材料リストに登録されてない材料を追加するには、右側にある[新規]ボタンをクリックします。

材料パラメータを入力し、材料追加を続行する場合は[追加]をクリックし、材料追加が完了したら[完了]をクリックします。

タスク材料リスト詳細 #

タスクリストに複数の材料サイズがある場合は、[使用最適材料]オプションを使用して、ネスティングの際にSigmaNESTが材料の使用をどのように優先させるかを選択することができます。

以下のオプションから選択します。

• 使用しない

シートは記載されている順序で使用されます。最良の歩留まりを決定するための比較や分析は行われません。

• ベストシート混在

リスト内のシートが分析され、最高の歩留まりを持つ材料が使用されます。この方法では、最高の歩留まりが得られる場合は、複数の材料サイズにネスティングされます。

• ベストシート固定

リスト内の材料が分析され、最高の歩留まりを持つシートが使用されます。この方法では、リストから1つの材料サイズのみを使用します。

[最初に端材を使用] チェックボックスを選択すると、新規材料の前に選択した端材を、面積の小さいものから大きいものへと自動的に優先させることができます。

注： [ベストシート混合]または[ベストシート固定]が選択されている場合、[最初に端材を使用]は使用できません。

リスト内の材料を最大または最小の領域で並べ替えるには、[並べ換え]をクリックして選択します。

タスクパラメータ設定を変更する #

タスク作成後、変更を加える場合は、 [ネスティング]タブの[パラメータ]をクリックして、タスクの設定に戻ることができます。