タスクを作成して部品をネストしたら、[ネストNC]タブに移動し、[自動NC]をクリックします。
[自動NC]画面が開き、パラメータを設定します。
パラメータの変更が終了したら、設定を保存する場合は、[デフォルトとして設定]をクリックします。
次に、[OK]をクリックして、加工経路をネストレイアウトに適用します。
このページでは、自動NCのいくつかの設定について説明します。
必要に応じて自動NCの設定を変更してください。
切断順序の設定は、[一般]タブにあります。
上下移動の際に、小さい部品に合わせた幅で切断順序を考えるため、上下移動が多くなります。
上下移動の際に、大きい部品に合わせた幅で切断順序を考えるため、上下移動が最小移動1よりも少なくなります。
どちらも、厚い材料を切断するときに熱を低減する切断パターンです。
ブロックサイズに設定された値でネストをブロック分割して、各ブロック順にすべてを切断します。
加工経路が移動する方向を選択します。
加工経路の開始位置を選択します。原点は、機械の原点位置から加工経路を開始します。
上は材料の上部から加工経路を開始し、下は材料の下部から加工経路を開始します。
部品が切断される順序を決定する方法を選択します。この設定は、切断指示と連携して機能します。指定されたソート位置に基づいて次に近い部品に移動します。次の位置から選択できます。
加工経路をタスク内の全材料、カレント材料のみ、または選択部品のみに適用することを選択します。
複数のプロセス(カーフ切断やマーキングなど)を使用する場合、加工経路の切断優先順位を選択します。
カーフ設定は、[パラメータ]タブにあります。
カーフ設定など、材料、板厚、機械などの情報が表示されます。
カーフ補正を行う際に、TECテーブルに設定されたカーフ値を使用する場合、カーフを[コンピューター]を選択します。
下図、デフォルトプロセスにチェックを入れるとTECテーブルの補正値が自動で設定されます。
機械の最適化は、[高度なNC]タブにあります。
ガス、プラズマ、レーザー等の厚板等の切断でピアス時間がかかる場合に有効な機能です。
ピアス数を大幅に削減することができ加工時間の短縮、ノズル寿命の延長を実現します。
ピアス回数を減らして、連続して隣り合う複数の部品を切断する機能です。
ガス、プラズマ、レーザー等の厚板等の切断で、1回のピアスに時間がかかる場合に有効な樣能です。
連続切断を行う事により、ピアス回数を大幅に削減する事が出来て、加工時間の短縮やノズル寿命の延長を実現します。
ネスティング後に余った材料に加工経路を割り当て材料の切断/登録をおこないます。
ネスティング後に余った材料に加工経路を割り当て材料の切断/登録をおこないます。
設定方法については、下記、リンクの[端材作成]ページをご覧ください。
部品ジオメトリを編集することなく加工経路にフィレットを作成することにより、一部のコーナーを丸めます。
部品の跳ね上がりやスラットに落下しそうな部品に自動でタブ付けします。