自動ネスティング #
[ネスティング]タブの [自動]をクリックします。

部品は、タスクパラメータの設定に基づいて自動的にネスティングされます。

手動ネストなどであらかじめ部品がネストされた状態で[自動ネスト]を実行すると下図の画面が表示されます。
<続行>:[自動ネスト]実行前にネストされた結果を維持して、残りの部品を自動ネストします。例えば、最初に加工したいような部品がある場合は、手動ネストで該当の部品をネストし、その後<続行>で自動ネストすることで任意の部品を最初に加工する位置にネストすることができます。
<続行>を実行すると下図の画面が表示されます。自動ネストを開始するレイアウトを指定して<OK>を選択することでそのレイアウトから自動ネストを実行します。
<再ネスト>:すでにネストされた内容をクリアして自動ネストを実行します。
<カレント材料>:現在開いているレイアウトに対して、現在ネストされている部品をクリアして自動ネスト実行します。
<キャンセル>:自動ネストをキャンセルします。
※自動ネストでネストされた結果も、下記の手動ネスト機能で編集可能です。
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手動ネスティング #
[ネスティング]タブの [手動メニュー]のコマンドを使用して手動操作で部品をネスティングします。

コマンド説明 #
手動ネストコマンドは、レイアウト内の部品を手動で配置するために使用される機能です。
手動ネストコマンドをクリックするとワークスペースの左側に[参照]メニューが表示されます。
[参照メニュー]については下記、[参照ボタン]ページをご覧ください。

バンプ
バンプは、手動でネスティングする際に、部品が互いに設定された間隔以内にネスティングされないようにします。
部品を選択すると他の部品や材料のエッジ距離の間隔以内に部品を配置することはできません。


複写
複写では、ネスティングした部品のコピーを作成することができます。
レイアウト上の部品をクリックまたは、ウィンドウで囲うことで部品を複写できます。
移動
ネスティングした部品を移動して、ネスト上の目的の位置にドラッグで移動できます。
部品を選択すると、選択した輪郭によって基準点が決まります。
下図は、同じ部品の選択されたさまざまな参照点(赤い四角)を示しています。

スナップ
スナップは、指定された方向や回転角度に基づき、ネスト上の部品を特定の位置にスナップ(移動)させるために使用します。
部品を選択すると、部品がハイライト表示され、部品の周囲に小さなボックスが配置されます。
このボックスのひとつにマウスを合わせると、矢印が表示されます。
この矢印をクリックすると、矢印の方向にパーツを移動または回転させることができます。
・ボックスにマウスを合わせて矢印をクリックして移動

・[ナッジ距離]と[ナッジ角度]を指定して、[クイックキー]で部品を移動と回転

・クイックキー

参照メニュー #
次の参照ボタンのいずれかを選択します。

終点
選択した部品の参照点をジオメトリの終点に設定します。
円の場合、ジオメトリの終点は常に円上の0度の点です。

中点
選択した部品の参照点をジオメトリの中心点に設定します。
円の場合、ジオメトリの中点は円の中心です。

最小/最大 先端
選択した部品の参照点を、ポインタで選択した位置に最も近い、部品の最大外形上の点に設定します。

整列
部品の輪郭または材料の端から指定した距離に部品を配置します。
整列間隔に値を入力して部品の輪郭または材料エッジからの距離を指定します。


整列回転
部品を回転させながら、部品の輪郭または材料のエッジから指定した距離に部品を配置します。
整列間隔に値を入力して部品の輪郭または材料エッジからの距離を指定します。


削除 #
削除コマンドでは、ジオメトリ、部品、NCを削除することができます。
削除したい部品に既にNCが適用されている場合、NCは部品と一緒に削除されます。

削除コマンドで部品を削除

部品削除コマンド
部品削除コマンドは、レイアウトからすべてのネストされた部品を削除します。

カレント
現在表示されているレイアウトから、ネストされたすべての部品が削除されます。
全材料
タスク内のすべてのレイアウトのネストされたすべての部品が削除されます。